海外旅行を計画するとき、「どれくらいの日数が必要なんだろう?」と悩むことはありませんか?
「この日数でちょうどよかった!」と思えたら、きっと大満足ですよね。
アジアの人気都市にはたくさんの観光地があります。
だからこそ、滞在日数をしっかり決めることが大切です。
それに加えて、現地でスマホがちゃんと使えるように通信の準備をしておくことも忘れてはいけません!
現地でネットが使えないと、せっかくの旅が台無しになりかねません。
この記事では、アジアの主要9都市でおすすめの滞在日数と観光スポット、そしてその日数に合った通信プランの選び方を紹介します。
海外旅行の通信費用、eSIMとWi-Fiルーターでこんなに差が!
海外旅行の成功は計画次第!3つのポイントでみる行き先と日数の選び方
旅行先や観光スタイルに合わせた計画があれば、限られた日数でも思い出がぎゅっと詰まった旅になるはずです。
次の3つのポイントを参考にして、自分にぴったりな旅行計画を立ててみてください!
(1) 観光スポットの数とエリアの広さを考える
身近なところで例えると、東京では浅草、渋谷、銀座などエリアが広く、移動にも時間がかかります。
一方、ベトナムのホーチミンは観光地が市内にまとまっていて、短い日数でも十分楽しめます。
以下は、東京の渋谷区の広さと比較した場合、ホーチミン市の主な観光名所が、同じ広さの中にどれだけまとまっているのか、を比較した表です。
ホーチミン市内観光名所 vs 約15.11 km²(渋谷区の広さ) で比較
項目 | ホーチミン市の観光名所(約15.11 km²内) | 東京都渋谷区(約15.11 km²) |
---|---|---|
広さ | 約15.11 km²(1区+近隣エリア) | 約15.11 km² |
主要名所 | 統一会堂、サイゴン大教会、中央郵便局、ベンタイン市場 | 渋谷スクランブル交差点、渋谷駅 |
文化施設 | ホーチミン市美術博物館、ベトナム歴史博物館 | Bunkamura、渋谷ヒカリエ |
ランドマーク | サイゴンスカイデッキ(ビテクスコタワー) | 渋谷スクランブルスクエア |
自然スポット | サイゴン動植物園 | 代々木公園 |
カフェ・高級エリア | タオディエン地区 | 表参道、代官山 |
宗教施設 | タンディン教会 | 明治神宮 |
その他名所 | ビンコムセンター、バックパッカー街(ブイビエン通り) | 青山学院大学キャンパス |
広大なイメージを抱きがちですが、実際には徒歩や短時間の移動でまわれることもよくあります。
旅行先のエリアの広さを考えて、効率よく計画を立てることで、限られた時間を無駄にすることがなくなります。
(2) 効率重視派とのんびり派、それぞれに合った旅行計画
- 短時間でたくさん見たい派: 観光名所を効率よく回るスケジュールが必要。
- のんびり過ごしたい派: カフェや公園でゆっくりする時間も含めた計画が必要。
(3) 同行者別に見る旅行計画
旅行の計画は、同行者によって大きく変わります。
たとえば、子ども連れなら観光地を少なめにし、移動時間が短いプランを優先すると安心です。
ひとり旅なら、公共交通が便利な都市で効率よく観光を楽しむのもおすすめです。
カップルや友人同士なら、ショッピングや食事が充実したエリアを中心に予定を組むといいかもしれません。
都市別の滞在日数の目安と観光スポット
都市ごとに見どころや楽しみ方は違います。
ここからは、人気の9都市について、それぞれのおすすめ滞在日数と観光スポットを紹介します。
アジア主要9都市!滞在日数と観光スポット一覧
- 韓国: ソウル
- タイ: バンコク
- 台湾: 台北
- ベトナム: ホーチミン
- シンガポール
- 中国: 上海
- マレーシア: クアラルンプール
- 香港
- フィリピン: マニラ
旅行の目的やスタイルに合わせて、次の計画に役立ててみてください。
韓国 ソウル|伝統と最新トレンドを楽しむ4~5日間
ソウルは「韓国の伝統を深く知りたい人」も「最新トレンドを楽しみたい人」も満足できる都市です。
明洞では最新の韓国コスメやファッションを購入できるショップが立ち並び、弘大エリアでは個性的なカフェやストリートパフォーマンスが楽しめます。
4日間あれば市内観光を効率よく楽しめますが、水原華城や仁川チャイナタウンを訪れるなら5日間がおすすめです。
すべての場所にアクセスしやすい地下鉄やバスを利用すれば、観光の移動もスムーズです。
主な観光スポット:
- 景福宮
- 北村韓屋村
- 明洞商店街
- 弘大エリア
- Nソウルタワー
- ロッテワールド
- 南怡島
タイ バンコク|寺院と市場を巡る3~4日間
バンコクは「タイの伝統文化を肌で感じたい人」や「市場や屋台グルメを満喫したい人」にぴったりの都市です。
チャオプラヤー川を船で巡るクルーズでは、水上マーケットやライトアップされた寺院を眺めながら、バンコクの景色を楽しむことができます。
市内観光だけなら3日間、アユタヤ遺跡を訪れるなら4日間がおすすめです。
バンコク市内の移動には、渋滞を避けられるBTS(スカイトレイン)や地下鉄を活用するのが便利です。
主な観光スポット:
- ワット・アルン
- ワット・ポー
- 王宮
- アイコンサイアム
- チャトゥチャック市場
- カオサン通り
- アユタヤ
台湾 台北|文化と自然を味わう3~4日間
台北は「台湾の文化と自然をバランスよく楽しみたい人」に最適な都市です。
台北101で夜景を楽しみ、龍山寺で台湾の歴史を感じることができます。
少し足を伸ばして九份のレトロな街並みを訪れれば、映画のワンシーンのような体験が待っています。
市内観光は3日間、九份など郊外を加えるなら4日間がおすすめです。
台北市内の移動には地下鉄(MRT)が便利で、観光地へのアクセスも簡単です。
主な観光スポット:
- 台北101
- 士林夜市
- 九份
- 龍山寺
- 中正記念堂
ベトナム ホーチミン|フランス風の街並みと地元グルメを楽しむ2~3日間
ホーチミンは「ベトナムのフランス統治時代の歴史に触れたい人」や「地元の市場でグルメを楽しみたい人」に最適です。
サイゴン大教会や中央郵便局で歴史を感じ、ベンタイン市場では地元の味と文化に触れることができます。
市内観光なら2日間、メコンデルタを加えるなら3日間がおすすめです。
移動手段としては、市内ではタクシーやバイクタクシーが便利で、郊外への移動にはツアーバスを利用するのが効率的です。
主な観光スポット:
- サイゴン大教会
- 中央郵便局
- ベンタイン市場
- メコンデルタ
シンガポール|未来都市で多文化を味わう2~4日間
シンガポールは「近未来的な都市風景が好きな人」や「多文化を一度に味わいたい人」におすすめです。
マリーナベイサンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイで未来的な景観を楽しみ、ナイトサファリではユニークな動物観察ができます。
市内観光なら2日間、セントーサ島を加えるなら4日間がおすすめです
移動には地下鉄(MRT)を利用すれば、主要スポットをスムーズに回ることができます。
主な観光スポット:
- マリーナベイサンズ
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- ナイトサファリ
- セントーサ島
- マーライオン公園
中国 上海|伝統と現代が共存する街での3~4日間
上海は「伝統と近代の融合を体感したい人」に最適な都市です。
外灘では歴史的な建築と高層ビルの対比を楽しみ、豫園(ユエユエン)では静かで美しい庭園を散策できます。
ショッピングには、南京路(ナンキンルー)が便利です。
短い滞在でも効率よく観光できる都市で、市内観光は3日間、余裕を持った旅なら4日間がおすすめです。
市内の移動には地下鉄が便利で、主要な観光地へスムーズにアクセスできます。
主な観光スポット:
- 外灘(バンド)
- 豫園
- 南京路歩行街
- 東方明珠塔
- 上海ディズニーリゾート
マレーシア クアラルンプール|多文化都市でショッピングと観光を楽しむ2~3日間
クアラルンプールは「多文化の雰囲気を体験したい人」や「ショッピングと歴史を一度に楽しみたい人」に最適です。
ペトロナスツインタワーでは未来的な都市景観を楽しみつつ、バトゥ洞窟ではマレーシアの宗教的伝統を感じることができます。
2日間あれば市内観光は十分ですが、ショッピングや食事を楽しむなら3日間の滞在がおすすめです。
市内の移動には電車やモノレールが便利で、渋滞を避けながら観光を楽しめます。
主な観光スポット:
- ペトロナスツインタワー
- バトゥ洞窟
- マスジッド・ジャメ
- ブキッ・ビンタン
- KLタワー
香港|東洋と西洋が交わる都市で3~5日間の滞在を
香港は「都会のエネルギーを感じたい人」や「東西文化が融合した都市を楽しみたい人」におすすめです。
ヴィクトリアピークからの夜景や、飲茶を楽しむ文化体験が人気です。
ショッピングや観光地巡りを楽しむなら、香港島の中心部や九龍エリアが便利です。
3日間で市内観光を楽しめ、5日間あればランタオ島や九龍エリアまで足を伸ばせます。
移動には地下鉄(MTR)が便利で、観光スポットへスムーズにアクセスできます。
主な観光スポット:
- ヴィクトリアピーク
- テンプルストリートナイトマーケット
- 香港ディズニーランド
- ランタオ島大仏
- レパルスベイ
フィリピン マニラ|歴史とモダンが交差する2~3日間
マニラは「歴史的建築と現代的な都市生活を楽しみたい人」に最適です。
イントラムロス地区ではスペイン統治時代の建物を見学し、モール・オブ・アジアではショッピングを楽しめます。
マニラ市内からタガイタイまでは車で約2時間ほどなので、日帰り旅行に最適です。
2日間で市内観光は十分ですが、タガイタイへの日帰り旅行を加えるなら3日間がおすすめです。
マニラの観光には、タクシーや配車アプリを利用すれば、移動もスムーズに行えます。
主な観光スポット:
- タガイタイ
- イントラムロス地区
- サンチャゴ要塞
- マニラ大聖堂
- モール・オブ・アジア
旅行先での滞在日数は、決まりましたか?
旅程が決まったら、渡航先でのスマホの通信環境の準備も忘れずに!
どの都市でも、安定した通信環境を用意しておくことで、観光や移動がよりスムーズになります。
ここからは、アジア主要都市で使える通信手段、海外向けeSIMについてお話しします。
韓国や台湾、東南アジアへ旅行|滞在日数に合わせた通信プランの選び方
旅行中、地図を見たり、調べ物をしたり、移動や観光など、スマホはもはや必須ですよね。
そこで、滞在日数やスマホの使いみちに応じて、どの通信プランが合っているかを見ていきます。
海外向けeSIMの切り替えタイミングに迷ったらこちらをチェック!
(1) 短期間の旅行(~3日間)
~3日間の旅行で、地図アプリやSNS投稿を頻繁に使うならデータ無制限プランが安心です。
観光中に「データが足りるかな?」と心配する必要がなくなり、旅行を思い切り楽しめます。
以下は、短期間(~3日間)の滞在にあった、おもな海外向けeSIMプランの一覧です。
3日間 | 韓国 対象プラン (適応プラン) |
タイ 対象プラン (適応プラン) |
台湾 対象プラン (適応プラン) |
ベトナム 対象プラン (適応プラン) |
---|---|---|---|---|
Glocal eSIM | 1,680円 (無制限) – |
– | – | – |
VOYAGEESIM | 1,980円 (無制限) – |
– (1,250円/3GB) |
– (1,100円/3GB) |
– (1,450円/3GB) |
trifa(トリファ) | 2,970円 (無制限) (1,760円/3GB) |
2,970円 (無制限) (1,760円/3GB) |
2,970円 (無制限) (1,500円/3GB) |
2,970円 (無制限) (1,760円/3GB) |
World eSIM | 2,664円 (無制限) (820円/3GB) |
1,512円 (無制限) – |
2,655円 (無制限) (1,060円/3GB) |
2,430円 (無制限) (1,265円/3GB) |
たくさん写真や動画をSNSに投稿する方
無制限プランを選ぶのがおすすめです。
とくに韓国への旅行ならGlocal eSIM(1,680円)。
タイへの旅行ならWorld eSIM(1,512円~)は、コストをおさえながらデータを気にせず使えます。
データ使用が少ない方
旅行中に地図アプリを少し使う程度であればVOYAGEESIMの3GBプランがコストをおさえられる良い選択肢です。
(2) 中期間の旅行(4~7日間)
4~7日の滞在なら、一定量のデータが使えるプランを選ぶと、コストを抑えつつ必要な通信ができます。例えば、地図アプリやLINE、WhatsAppなどのメッセージアプリを主に使う場合、1~3GB程度のプランで十分です。
以下は、中期間(3GB/5日間)の滞在にあった、おもな海外向けeSIMプランの一覧です。
3GB/5日間 | 韓国 対象プラン (適応プラン) |
タイ 対象プラン (適応プラン) |
台湾 対象プラン (適応プラン) |
ベトナム 対象プラン (適応プラン) |
---|---|---|---|---|
Glocal eSIM | – (2,380円/無制限) |
– | – | – (1,280円/5GB/日) |
VOYAGEESIM | – (2,970円/無制限) |
– (1,700円/5GB) |
– (1,540円/5GB) |
– (1,860円/5GB) |
trifa(トリファ) | 1,860円 (3GB) – |
1,860円 (3GB) – |
1,580円 (3GB) – |
1,860円 (3GB) – |
World eSIM | – (3,130円/無制限) |
– (1,728円/無制限) |
– (1,931円/1GB/日) |
– (3,960円/無制限) |
データ使用が少ない方(地図アプリやメッセージアプリ中心)
trifa(トリファ)が最適です。必要最低限のデータ量を確保し、コストを抑えたい方に向いています。
少し多めにデータを使いたい方
VOYAGEESIM(1,540円~1,860円/5GB)は、SNSの動画投稿や写真の共有も思う存分楽しめます。
(3) 長期間の旅行(8日以上)
8日以上の長い旅行では、データ量が多いプランが便利です。さらに、複数の国を移動する場合でも使えるeSIMなら、国ごとに新しいSIMを買う手間が省けます。「国境を越えてもそのままネットが使える」のは、移動が多い旅行者にとって大きな安心材料です。
以下は、長期間の複数都市滞在にあった、おもな海外向けeSIMアジア周遊プランの一覧です。
アジア周遊 | 8日間 対象プラン (適応プラン) |
10日間 対象プラン (適応プラン) |
15日間 対象プラン (適応プラン) |
---|---|---|---|
Glocal eSIM | – (3,780円/1GB/日) |
– (2,280円/6GB) |
– (5,780円/1GB/日) |
VOYAGEESIM | – | – | – |
trifa(トリファ) | 6,400円 (無制限) (3,550円/5GB) |
7,990円 (無制限) (3,690円/5GB) |
11,990円 (無制限) (4,040円/5GB) |
World eSIM | 5,129円 (6GB) – |
8,836円 (10GB) – |
– (世界周遊: 6,814円/6GB) |
- 長期間の周遊旅行でデータをたくさん使う方
- データ使用が控えめな方
- 複数国を効率よく移動する方
スマホの使い方にかかわらず、複数国をまわる予定の方には、Glocal eSIMはかなり使いやすいプランです。
Glocal eSIMのデイパスプランは、1日1GBまで使える上に料金がリーズナブルで、コストをおさえたい方にとくにおすすめです。
eSIMの切り替えタイミングと、3つの「ONにする」の疑問を解消
(4) 通信手段を選ぶときのポイント
通信プランを選ぶときは、以下のポイントを考えると失敗が少なくなります。
- 地図アプリや予約サイト、SNSの利用頻度:
観光地で地図や予約アプリ頻繁に使う、SNSで現地の情報を集めるなら、データ容量が多いプランを選ぶと安心です。
例えば、現地のレストランのレビューをSNSで調べたり、観光地の行き方を検索したりするとデータを使います。 - 現地のWi-Fi環境:
Wi-Fiが使えるカフェやホテルが少ない場合や、「現地のフリーWi-Fiを使うのが怖い」と不安に感じるなら、eSIMを用意しておくと便利です。
とくに、移動中にネットを使いたいときに役立ちます。 - 使うデバイス:
スマートフォン1台だけを使うなら、設定が簡単な海外向けeSIMが最適です。
デバイスが複数ある場合でも、ほとんどのプランがテザリング対応となっているので、複数機器でネットを共有できます。
海外旅行が決まったら、自分の旅行プランに合った通信手段の準備をはじめましょう。
海外旅行でスマホの通信手段にeSIMを選ぶメリット
簡単な使い方:
- 旅行前にQRコードをスキャンして設定。現地でeSIMをオンにするだけでOK。
- 日本を出発する前に準備できるので、現地で手間がかかりません。
複数の国で使える:
- ヨーロッパやアジア、アメリカ周遊旅行でも、1つのeSIMで複数の国に対応。
荷物が増えない:
- 物理的なSIMカードがいらない、Wi-Fiルーターやモバイルバッテリーなどといった荷物もないので、財布やポケットがスッキリします。
海外行くならeSIMとWi-Fiルーターレンタル、どっちをいい?
まとめ
滞在日数に合わせて、上手く予定を立てることで、現地で慌てるこもありません。
また、旅行でのスマホの使い方にあった通信プランを選ぶことができれば、データ量を使いすぎたり、プランの日数が足りない!なんて失敗もなくなります。
- 行きたい都市をリストアップする。
- 各都市で何をするか決める。
- eSIMを用意して、旅行中にネットで困らないようにする。
今度の旅行は、いくつの国を周りますか?
移動するたびに通信に不安を感じたくないなら
→ Glocal eSIMの周遊プラン
何をするにも(お食事の注文、観光の予約)スマホが必要。でも自分なら、3GBもあれば充分!
→ VOYAGEEのeSIM