「タリンって旧市街がきれいって聞くけど、泊まるならどこがいい?」
「海沿いって素敵そうだけど、観光に不便じゃない?」
「安いホテルって逆に不安…?」
こんなふうに、ホテル選びが止まってしまっていませんか?
この記事では、「何を重視したいか?」から出発して、エリアごとに最適なホテルを紹介しています。
📌 あなたに合うのはどのタイプ?
✅「観光のしやすさ」優先?
✅「雰囲気重視」で中世の世界に浸りたい?
✅「価格重視」でも妥協はしたくない?
✅「静かに過ごしたい」なら海沿い?
✅「フェリー利用」前後の1泊?
【旧市街ど真ん中に泊まりたい】旧市街に泊まって、徒歩でめぐりたい

Hotel Telegraaf(ホテル・テレグラーフ)
- 19世紀の電報局をリノベした5つ星ホテル
- 有名観光スポットまで全部徒歩圏内
- スパと高級レストラン「Tchaikovsky」併設
- マリオット系列なので会員特典も利用可

こんな人におすすめ
☑️「朝から観光に出かけたい」
☑️「1泊でもしっかり回りたい」
☑️「安心感ある外資系ホテルがいい」
☑️「観光の効率重視」
📌 世界的ブランドの安心感が欲しい人におすすめ

旧市街のど真ん中で、5つ星のラグジュアリーホテルに泊まりたい人にぴったりなのがここ。19世紀に建てられた元電報局の歴史的な建物で、観光地へのアクセスも抜群です。
部屋の種類も豊富で、スパや「チャイコフスキー」というレストランも併設されています。レストランではフレンチとロシア料理が融合した料理が楽しめます。スイートルームは旧館、スパは新館にあります。
ホテルはマリオット系列の「オートグラフ・コレクション」ブランドに属しているので、マリオットの会員ならポイントも使えます。

🌿 朝、石畳の通りに出ると、観光客で混み合う前の旧市街がまだ静かに目を覚ましていた。
歩いて3分の広場でパンを買い、コーヒー片手に街歩きを始める──
→ そんな1日のスタートができるのは、このホテルだから。:Expedia(エクスペディア)
【中世の雰囲気に浸りたい】歴史を感じながら“中世の街”に浸りたい
Schlössle Hotel(シュロスレ・ホテル)
- 静かな石畳のエリアに位置
- 13世紀の建物を改装したブティックホテル
- 狭い石畳の通りに囲まれたロケーション
- 上質で静かな内装
- 夏は中庭で食事も可能
こんな人におすすめ
☑️「中世の空気感ごと味わいたい」
☑️「チェーンホテルじゃない方が落ち着く」
☑️「静かな時間を楽しみたい」
☑️「雰囲気重視」
📌 落ち着いた空間で過ごしたい人におすすめ
もうひとつ旧市街にある素敵なラグジュアリーホテルがこちら。13世紀に建てられた中世の建物を使ったブティックホテルです。
石畳の小道に囲まれた場所にあり、昔の商人たちが行き交ったエリアに建っています。中世の雰囲気を味わいつつ、今風の設備も整っているホテルです。
こちらは大手ホテルチェーンではなく、独立系のブティックホテル。ユニークなホテルを好む人には向いていますが、ポイント目当ての人には不向きかもしれません。
館内には「ステンフス・レストラン」やシガーラウンジ、夏限定のガーデンもあり、旧市街に泊まるならここもおすすめです。
🌿 スマホを手放して、石造りの小さな中庭で深呼吸。観光を終えて戻った先に、
照明を落とした静かな客室がある ——
→ タリンの空気ごと味わいたい人には、ここしかない。:Expedia(エクスペディア)
【便利さ・コスパ重視】便利さも欲しいけど、予算は抑えたい
Original Sokos Hotel Viru(オリジナル・ソコス・ホテル・ヴィル)
- ショッピングモールViru&KGB博物館と直結
- 雨でも楽しめる
- 空港・港からのアクセスも便利
- タリン最初の高層ビルにあるホテル
- 上層階ならタリン市街の絶景あり
こんな人におすすめ
☑️「とにかく立地が大事」
☑️「観光と買い物を両方楽しみたい」
☑️「一人でも安心して泊まりたい」
📌 買い物や移動も重視したい人におすすめ
タリンで初めての高層ビルとして知られる建物にあるホテル。タリンでも人気のショッピングモール「Viru Keskus」に直結していて、会議室、レストラン、バー、美容サロン、ジム、さらにKGB博物館まであります。
「ホテルの中にショッピングモールと博物館!?」って驚きますよね。KGB博物館はチケット購入が必要ですが、雨の日でもホテルの中で楽しめるので便利です。
高層階に泊まれたら、タリンの街を一望できます。
🌿 モール直結だから観光も買い物も予定変更なし。
雨の日もホテルの中で完結できるって、想像以上に心強い ——
→ “動けなくても楽しめる”ホテルってこういうこと。:Expedia(エクスペディア)
【フェリー利用に便利】ヘルシンキから来る・帰る前後に1泊したい
Citybox Tallinn City Center(シティボックス・タリン)
- フェリーターミナルから徒歩圏
- 必要最低限のミニマルな客室設計(机・ベッド・バスルームのみ)
- 共用キッチン・Wi-Fi完備、フィットネスルームあり
こんな人におすすめ
☑️「深夜や早朝フェリーに合わせて1泊だけしたい」
☑️「寝るだけでいいけど、清潔感は譲れない」
☑️「とにかく価格重視」
📌 出発前後に1泊だけしたい人におすすめ
Cityboxは、オスロやヘルシンキ、ストックホルム、ブリュッセル、ベルゲン、アントワープなどにもある新しいホテルブランド。タリンの施設も旧市街やフェリーターミナルから徒歩圏内にあります。
「ミニマリストホテル」と言われる通り、部屋はとにかくシンプル。冷蔵庫もミニバーもコーヒーメーカーも朝食もなし。本当に「ベッドと机とバスルームだけ」があるスタイルです。Wi-Fiは無料。
共用キッチンがあって、お湯を沸かしたり簡単な調理もできます。館内にはジムも完備。
私もフェリーでヘルシンキに戻る前に一泊しましたが、立地と価格を考えたら文句なしでした。ホテルらしいサービスを期待する人には向きませんが、実用性を重視する人にはおすすめです。
🌿 翌朝フェリーで出発する前夜、最低限のものだけがあるミニマルな部屋で、
静かに1日を振り返る時間 ——
→ 必要なものだけがある、ちょうどいい場所:Expedia(エクスペディア)
【静けさを求めて海沿いへ】街の喧騒を離れ、海沿いでリセットしたい
IgluPark(イグルパーク)
- カラマヤ地区の海沿いに建つイグルー型宿泊棟
- バルト海を眺める客室&専用サウナ
- 自然の中でゆったりした朝と夜を過ごせる
- キッチン、Wi-Fi完備。静かな空気の中で過ごす時間
こんな人におすすめ
☑️「旅の終わりに自然と静けさで整えたい」
☑️「朝の散歩やサウナで、旅の質を上げたい」
☑️「街も見たいけど、人混みから離れたい」
📌 サウナ付きリトリートに惹かれる人におすすめ
カラマヤ地区にある新しい宿泊スタイルで、私はここに泊まりました。すべての宿泊棟が「イグルー(かまくら型小屋)」になっていて、目の前はバルト海。
イグルーの中には、海が見える素敵なベッドルーム、無料のコーヒーと水がついた簡易キッチン、完全なバスルーム、そしてWi-Fiも完備。
とても静かなエリアで、周りには船と海、澄んだ空気しかありません。街の喧騒から離れてリフレッシュしたい人にぴったり。日中は市内を観光して、朝晩は海辺で過ごすという使い方ができます。
さらに5つのサウナがあって、そのうち1つは宿泊者専用。サウナの後にバルト海に飛び込むのもOKです。
🌿 部屋の窓から海が見えて、朝の空気がすぐそこにある。
街の観光とは違う、自然とつながる“もう一つの旅”を知ってしまったら ——
→ きっとまたここに戻りたくなります:Expedia(エクスペディア)
ホテル比較表|目的別に選びやすい一覧表
ホテル名 | エリア | 雰囲気 | 立地 | 価格帯 | 特徴・おすすめタイプ |
---|---|---|---|---|---|
Hotel Telegraaf | 旧市街 | 高級・クラシック | ◎ 徒歩観光に最適 | 高 | スパ&レストラン併設、マリオット系、安心重視 |
Schlössle Hotel | 旧市街 | 中世風・静か | ◎ 石畳の街並み | 高 | 歴史建築に泊まりたい、ブティック志向 |
Original Sokos Hotel Viru | 旧市街すぐ外 | 便利・都会的 | ◎ モール直結 | 中 | ショッピング・KGB博物館、利便性重視 |
Citybox Tallinn | フェリー近く | ミニマル・実用 | ○ 徒歩圏内 | 安 | 機能的に1泊、フェリー前後におすすめ |
IgluPark | カラマヤ(海沿い) | 自然・静けさ | △ 郊外寄り | 中 | サウナ・リトリート、喧騒から離れたい |
よくある質問まとめ(旅行計画前に知っておきたいこと)
タリンは女性の一人旅でも安全?
はい、私はとても安全だと感じました。でも、常に注意は必要ですね。
私はとても良い経験ができました。
海外からタリンを訪れるとき、スマホのデータ通信はどうする?
いちばん安くて便利なのは「eSIM」を使うこと。物理的なSIMカードが不要で、ネット上でデータプランを購入・有効化できます。
私は「Glocal eSIM(グローカル イーシム)」を使いました。データ容量と日数から旅程をカバーできるプランを選択して購入すると、すぐにメールでアクティベーション手順が届きます。
設定はスマホから直接できて、1分以内で完了します。現地に着けば自動でデータ通信が始まります。
タリンに行くなら、いつがベストシーズン?
夏がおすすめです。日が長くて、気温も20度以上と過ごしやすいので、観光にぴったりです。西ヨーロッパほど暑くないのもうれしいところです。
ちなみに、冬にヘルシンキに行く予定で、ついでにタリンにも日帰りしたいなら、それでもOK。雪の旧市街もきっときれいだと思いますよ。
観光施設のチケットは事前に買うべき?
はい、できればオンラインで事前に予約するのがおすすめ。クルーズ船が立ち寄る都市なので、ヘルシンキからの日帰り観光客が多く、当日では入れないこともあります。
私は計画的に動くタイプなので、そういう人には特におすすめです。
タリンでは英語は通じる?
はい、英語は通じます。ただし、観光客に対してちょっと冷たい印象を受けるかもしれません。たとえば、お店では必要な対応はしてくれますが、雑談や笑顔はあまりない感じです。
現金は必要?
私は一度も現金を使いませんでした。すべてクレジットカードで支払えました。ただ、ガイドさんへのチップや小さな個人店での買い物用に、少しは現金を持っておくと安心です。
※現地通貨を手に入れるなら、両替所よりも空港のATMの方がレートが良いのでおすすめです。
タリン滞在は何日くらい必要?
主要な観光スポットを見るだけなら、2日もあれば十分です。
旧市街だけならヘルシンキからの日帰りでもOK。
タリン市内の移動手段は?
タリンはヨーロッパの他の都市と同じで、街全体が歩きやすくできています。公共交通も充実しているので、それを使って移動するのも簡単です。
ヘルシンキからフェリーで来るなら、フェリーターミナルから旧市街まで徒歩15分ほどです。
空港から来る場合や、荷物が多い場合はタクシーや配車アプリ(※Boltというアプリはエストニア発祥です)を使うのもあり。プライベート送迎を予約することもできます。
タリンは一人旅におすすめ?
はい、特に女性の一人旅にもとてもおすすめです。
美しくて安全、そしてスイーツがとってもおいしい街ですよ。
まとめ|ホテルを選ぶ=自分の旅のスタイルを選ぶこと
タリンでは、「泊まる場所=旅の印象を決める」ほど、エリアによって過ごし方が大きく変わります。
無理に“誰かのおすすめ”に合わせる必要はありません。
あなたの旅のスタイルに合ったホテルを選べば、それが正解です。