ヨーロッパ旅行、穴場の国は?ひとり旅でも夫婦でも大人にちょうどいい静かな旅|次の海外旅行もヨーロッパなら…

アッパー・バラッカ・ガーデンへ向かう途中 海外旅行
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若い頃は、にぎやかな場所も楽しかった。
観光スポットを一気に巡って、夜まで街を歩き回る。そんな旅にも確かにワクワクがありました。

でも今は、
「もう少し落ち着いて、自分のペースで過ごしたい」
「人の多さや騒がしさから離れて、本当に心が整う場所に行きたい」

――そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。


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静かだけど退屈じゃない。
観光地ではあるけれど、商業的すぎない。
自然と歴史、そして文化が、“ちょうどいい距離感”で寄り添ってくれる場所。

そんな“ヨーロッパで穴場”を探す大人の旅に、マルタはぴったりです。

マルタには、世界遺産の町並みも、断崖に沈む夕日もありました。
でも一番心に残っているのは、どこか懐かしくて、何も急がなくていい空気の中で過ごした時間です。


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そんな旅に応えてくれる国が、マルタだった

マルタは、イタリアの南・地中海に浮かぶ小さな島国。
国土は東京23区の半分ほどで、ヨーロッパの中でもあまり知られていない存在かもしれません。

でもこの国には、驚くほど多様で豊かな時間が詰まっているんです。

  • ヴァレッタ旧市街の石畳の路地と静かな広場
  • 断崖に沈むゴゾ島の夕日
  • 海沿いに並ぶ色とりどりの漁船
  • 7,000年前の巨石神殿
  • 海を見下ろす自然のプール
  • 海と街と自然が同時に感じられる、やわらかな空気
  • 誰にも急かされずに歩ける時間

マルタは、観光地としての整備も行き届いていながら、
どこか生活の匂いがして、時間の流れがゆるやかです。


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世界遺産の首都ヴァレッタで「何もしない」を味わう

マルタの首都ヴァレッタは、街全体が世界遺産。

  • 朝の光に照らされた石畳の路地
  • バロック建築に囲まれた静かな広場
  • カフェで本を読みながら過ごす、何もしない午後
ヨーロッパ旅行で訪れた世界遺産の首都ヴァレッタ
マルタ朝の光に照らされた石畳の路地
色鮮やかな木製のバルコニー


「リパブリック通り」にはバロック建築が並び、石畳の細い路地に入ると、観光地の喧騒はすっと消えていきます。

広場に面したカフェで何もせず座っていた時間


広場に面したカフェで何もせず座っていた時間が、なぜかいちばん印象に残っています。


聖ヨハネ大聖堂


少し歩けば「聖ヨハネ大聖堂」。
黄金に輝く内部とカラヴァッジョの絵に囲まれながら、静かに腰掛けているだけで、時間が止まったようでした。



ヨーロッパ旅行で訪れた「アッパー・バラッカ・ガーデン」



「アッパー・バラッカ・ガーデン」からは、グランドハーバーと3つの要塞都市――
ビルグ、セングレア、コスピクアの街並みが見渡せ、
正午の「サルーティング・バッテリー(礼砲)」の響きが、どこか品のある静けさの中に吸い込まれていきます。

「サルーティング・バッテリー(礼砲)」の響き
アッパー・バラッカ・ガーデン


人が多くてにぎやかな観光地では、どんなに景色が美しくても、
「記憶に残らない旅」になってしまうことがあります。

けれどマルタでは、
“静かに過ごせること”が、そのまま“深く記憶に残る体験”につながります。



🌿「広場に面したカフェで何もせず座っていた時間が、なぜかいちばん印象に残っています」
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カラフルな港町マルサシュロックと、自然のプールへ

マルタ南部の漁村「マルサシュロック(Marsaxlokk)」

朝、マルタ南部の漁村「マルサシュロック(Marsaxlokk)」を訪れました。
港には「ルッツ(Luzzu)」と呼ばれる色とりどりの漁船が並び、海の青に鮮やかに映えます。


マルサシュロック(Marsaxlokk)屋台

港沿いには、地元産のはちみつ、ドライフルーツ、焼きたてのパンが並ぶ屋台もあり、
旅先での“暮らしの匂い”に自然と足が止まります。



セント・ピーターズ・プール」へ片道€5〜、30〜60分

港の奥から出ている小さなボートで、「セント・ピーターズ・プール」へ。

セント・ピーターズ・プール

波に削られた岩が作り出す自然のプールに身を沈めると、目の前にはただ透明な地中海が広がっていました。

この“ちょっとした船旅”は片道€5〜、30〜60分という気軽なもの。
なのに、到着したときの感動は何倍も大きく感じました。


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もうひとつの静けさ──イムディーナで“音のない時間”に包まれる

ヨーロッパ旅行で訪れたイムディーナ


ヴァレッタの対極にあるような静けさを感じたのが、「イムディーナ(Mdina)」でした。
“サイレント・シティ”と呼ばれるこの中世の城壁都市は、車の乗り入れが制限されていて、
本当に音がほとんどしません。



「イムディーナ(Mdina)」


石造りの門をくぐって、誰もいない小道を歩いていると、
まるで時間そのものが止まってしまったような感覚に包まれます。



鐘の音だけが、どこか遠くからかすかに響いてくる――
そんな風景の中では、観光というよりも、自分の思考そのものと対話しているようでした。


「聖パウロ大聖堂」


「聖パウロ大聖堂」の中でしばらく座っていたとき、
それまで旅の途中で抱えていた小さな不安や焦りが、すっと消えていったのを今でも覚えています。



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ゴゾ島では、“観光地”という言葉を忘れる

ゴゾ島に降り立った瞬間

マルタ本島からフェリーで30分。
ゴゾ島に降り立った瞬間、空気の重さが変わったように感じました。

「ヴィクトリア」の丘にある城塞都市「チタデル」

中心地である「ヴィクトリア」の丘にある城塞都市「チタデル」では、
風に吹かれながら島全体を見渡す時間が、まるで瞑想のようでした。



「ジュガンティーヤ神殿」は、エジプトのピラミッドよりも古い世界遺産。
驚くほど簡素な石の構造が、逆に力強さと神秘を感じさせます。

ラムラ湾の赤土色の砂浜に立って海を見つめたり、
カリプソの洞窟からその湾を見下ろしたりする時間は、観光というより“余白”でした。

クレンディ・クリフ・サイドの断崖に腰かけて、
日が沈むのをゆっくりと見送ったあの夕暮れの静けさは、
思い出というより「自分にとって必要だった時間」そのものでした。



観光ではなく、“深く過ごす”という旅のかたち

首都ヴァレッタ、夜の街

この国では、スケジュールを詰め込む必要がありません。
たとえ一日で見られる場所が少なくても、それを「もったいない」とは感じない。
むしろ、1つの場所をじっくり味わうことにこそ価値があると気づかされます。


首都ヴァレッタ、街の夜
  • 何を見たかよりも、どう感じたか
  • 何軒巡ったかよりも、どの景色が心に残ったか

その基準で選ぶ旅先として、マルタは、静かに応えてくれました。


この「静かな体験」がちゃんと実現できる理由――
つまり「気候・服装・文化・宿」など、大人旅に欠かせない“ちょうどいい情報”を紹介していきます。



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大人旅のためのマルタ基本情報|文化、食、季節、宿、服装まで

旅先を選ぶとき、
「どんな体験ができるか」だけでなく、
「自分にとって心地いいかどうか」も大事な判断材料になります。

マルタは、“行ってよかった”だけでなく、
“自分に合っていた”と思える旅先でした。

四季があるから、どの季節に行っても楽しめる

マルタには明確な四季があります。

  • 春(3〜5月)は、気温も湿度も落ち着いていて、花が咲き誇る季節
  • 夏(6〜9月)は、海を楽しむには最高。ただし日差しはかなり強め
  • 秋(10〜11月)は、暑さが和らぎ、ハイキングなどにも最適
  • 冬(12〜2月)は温暖で、人も少なく、ゆったりと街を巡れる時期

気候の変化がゆるやかなので、「どの季節に行っても楽しめる」のがマルタの強みです。



服装の目安と注意点|歩きやすさとマナーを両立

基本的には、どの季節も歩きやすいスニーカー+軽装でOKですが、
石畳や坂が多いため「靴選び」はとても重要です。

夏は日差し対策として、帽子やサングラスがあると快適。
春秋は朝晩が冷えるので、薄手の羽織りがあると安心。
冬でも凍えるほどの寒さではないものの、セーターや防風性のある上着は持っておきたいところです。

そしてもうひとつ大切なのが、教会など宗教施設に入るときの服装マナー
肩や膝を出さない服装が望ましく、“カジュアルでも丁寧”がマルタではちょうどいい装いです。



食文化は「地中海の素朴さ」と「多様性」のバランスが絶妙

マルタの食は、イタリア・北アフリカ・中東の影響がほどよく混ざり合った“地中海のハイブリッド”。
塩やオリーブオイルを効かせたシンプルな味付けが多く、素材の味が楽しめます。

  • 定番は「ウサギの煮込み」「パスティッツィ(軽食パイ)」「フトゥイーラ(地元パンのサンド)」
  • 魚介はとにかく新鮮。ランプーキ(マルタの白身魚)は、ぜひ現地で
  • 市場ではドライフルーツやヌガー、地元のはちみつも人気
  • ビーガン対応メニューも広がっていて、野菜中心のプレートも選びやすい

高級レストランだけでなく、地元の人と同じ屋台や食堂で食べられるものが多いのも、マルタの旅の魅力です。



マルタの人との距離感は、“ちょうどいいフレンドリーさ”

英語とマルタ語が公用語なので、言葉の壁は感じにくく、
観光客への対応にも慣れている人が多いのが印象的です。

ただし、必要以上に話しかけてくることもなく、
こちらが興味を持ったときには、あたたかく応えてくれる。
「近すぎず、遠すぎない」関係性が心地よいと感じる人も多いはずです。

観光客としてのマナーを守れば、「グラッツィ(ありがとう)」のひと言で空気が和らぎます。



宿選びは“滞在の目的”で決めるのが正解

  • ヴァレッタやイムディーナは、歴史や街歩きを重視したい人に
  • セントジュリアンズやスリーマは、夜の食事やバー巡りを楽しみたい人に
  • ゴゾ島では、エコホテルや農園ステイなど、自然に近い宿が充実

ホテル・ゲストハウス・アパートメントまで選択肢が多く、
“ラグジュアリー”から“素朴な暮らしに近い滞在”まで、自分のスタイルで選べるのがマルタの良さです。

「なんとなく良さそう」だったマルタが、
「自分にとって過ごしやすそう」と感じられたなら、
次に気になるのは、“どうやって行くか”ではないでしょうか。


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次は、
マルタまでのアクセスと、島内のスムーズな移動方法について解説していきます。



マルタへのアクセスと移動手段|はじめてでも迷わない大人の旅支度

「地中海に浮かぶ島国」と聞くと、
どこか“遠くて行きづらい”印象を持つかもしれません。

でも実際のマルタは、ヨーロッパ主要都市からのアクセスもよく、
行ってみれば拍子抜けするほど、旅のハードルは低い国でした。



ヨーロッパからの直行便が豊富。空港アクセスもスムーズ

マルタの玄関口は、マルタ国際空港(MLA)


マルタの玄関口は、マルタ国際空港(MLA)
ロンドン、パリ、ローマ、ミュンヘンなど、
ヨーロッパの主要都市からは直行便が毎日運航されています。

とくにヨーロッパ内からの周遊旅であれば、
「レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港 (FCO) → マルタ国際空港(MLA)」
「バルセロナ・エル・プラット国際空港 (BCN) → マルタ国際空港(MLA)」
などのルートもスムーズ。

航空券の価格も比較的安く、大人旅の後半に“静けさを加える”寄り道先としても優秀です。

空港から市内中心部までは、タクシーで15〜20分ほど。
事前に送迎を予約しておけば、言葉の心配もありません。



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島内は“ゆっくり移動”が似合う構造

公共バス(最も経済的):主要観光地を網羅

マルタ本島は小さく、車で一周しても数時間程度
そのため、移動にかかるストレスが非常に少ないのが特徴です。

選べる移動手段は主に以下の4つ:

  • 公共バス(最も経済的):主要観光地を網羅。1回2ユーロ。1週間乗り放題パスもあり
  • レンタカー:自分のペースで動きたい人向け。ただし左側通行に注意
  • タクシー/配車アプリ(Boltなど):近距離であれば使いやすく、料金も比較的良心的
  • 徒歩・自転車・電動スクーター:旧市街やビーチエリアでは、むしろこれが最適

移動が目的ではなく、“その途中を楽しむ”ことが旅の一部になるような土地です。



ゴゾ島・コミノ島への移動も、気負わず楽しめる

マルタ本島から離島へ足を延ばすのも簡単。

  • ゴゾ島へ行く場合:
     車またはバスで本島北部のチルケウア港へ → フェリーで約25分
     ※チケットは帰りの便でまとめて支払うシステムなので、行きはそのまま乗船OK
  • コミノ島へ行く場合:
     マルファやチルケウアから出ている小型ボートで約15分
     「ブルーラグーン」などの人気スポットへのアクセスも良好

船の本数も多く、天候さえ問題なければ予約不要でふらりと行ける気軽さがあります。
“行き方を調べる”ことより、“どう過ごすか”を考えられる旅先。それがマルタです。


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「行けるかどうか」より、「行きたくなるかどうか」

アクセスや移動手段に不安があると、
「どんなに素敵な場所でも、行き先候補から外してしまう」ことはあります。

でもマルタは、その不安を取り除いてくれる国です。

  • 主要都市からの移動が簡単
  • 島内の交通もわかりやすく整備されている
  • 離島への移動も、観光として楽しめる

「旅慣れていなくても、ちゃんと旅ができる場所」
それがマルタの、隠れた強みです。

次の章では、「そもそもマルタってどんな国?」という疑問にあらためて答えながら、
この国の背景や、静けさが守られてきた理由をお伝えしていきます。

ヨーロッパ旅行の穴場|地中海に浮かぶ「大人の隠れ家」マルタ

ここまで読んで、「マルタっていいかも」と感じている方にこそ、
伝えておきたいことがあります。

それは――
マルタが“穴場”であり続けているのは、偶然ではないということです。



“小さすぎて注目されてこなかった”という贅沢

マルタの国土は、東京23区の約半分。
地図を広げても見つけにくいほどの小さな島国です。

でも実際には、

  • ヨーロッパの中でも最も歴史が古く
  • 7000年以上の文化が積み重なり
  • 3つの世界遺産を有し
  • 地中海の絶景と静寂が共存する

そんな土地が、ずっと残されてきました。


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歴史が深すぎるのに、観光地化されすぎていない

マルタには、「古さ」ではなく「深さ」があります。

  • 巨石神殿群は、エジプトのピラミッドより古く
  • 聖ヨハネ騎士団の要塞は、今も街の一部として残り
  • 中世からの町並みが、観光用に塗り直されることなく、日常の中に生きている

世界遺産や遺跡が多くても、どこか「展示品」になってしまう都市が多い中で、
マルタは、歴史と生活が自然につながっている“珍しい場所”です。



静けさは、守るものとして受け継がれている

マルタの人々は、自分たちの文化や暮らしを「誇る」のではなく「守る」姿勢で接している印象があります。

大音量で音楽が鳴る場所もなければ、
オーバーツーリズムで風景が損なわれているような場所も少ない。

だからこそ、

  • 静かな路地に身を置くことができ
  • 朝の光の中をただ歩くだけで満たされ
  • 旅先で「しゃべりすぎなくていい時間」がちゃんとある

そんな“心の余白”を、大人の旅人に与えてくれます。


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穴場だけに旅先として紹介されにくいからこそ、自分だけの発見がある

マルタには、誰もが知っている「ザ・名所」は少ないかもしれません。

でもそれは裏を返せば――
誰かの旅行記ではなく、“自分の記憶として残る場所”が多いということ。

  • 静かな海辺のカフェ
  • 誰もいない教会のベンチ
  • 観光マップには載っていない、名前もない通り

大人になってから出会うこういう風景は、心にじんわりと染み込んで、
ふとした瞬間に思い出されるような旅の記憶になります。

それがマルタです。

この静かな島国を“次の旅先”として選ぶ決め手について、最後にまとめます。



もう王道じゃなくていい。マルタが“自分に戻れる旅”になる3つの理由

旅に求めるものは、年齢とともに少しずつ変わっていきます。

にぎやかさや刺激よりも、
「静けさの中で心がほどける感覚」や「自然と自分に戻っていける時間」――
そんな旅を、今の自分は求めている。そう感じているなら、
マルタはまさに“ちょうどいい旅先”です。

ここでは、マルタを次の旅先として選ぶべき3つの理由を、最後に整理してお伝えします。



理由①|静けさを「不便なく」楽しめる、ヨーロッパでも珍しい国

多くの「穴場」と呼ばれる場所は、
行きづらかったり、インフラが整っていなかったりするもの。

でもマルタは違います。

  • 首都から主要観光地までの移動がコンパクトにまとまる
  • 公共交通も充実していて、英語も通じる
  • 初めてでも安心して動ける環境が整っている

静けさはあるのに、不便はない。
“無理のない旅”で心をほどくことができる
それが、大人の旅にとってどれほど貴重なことか、実際に行くと実感できます。



理由②|「観光のための場所」ではなく、「暮らしの中に歴史がある場所」

マルタの街を歩いて感じるのは、
歴史の保存ではなく、“歴史と暮らしの共存”です。

  • 何百年も前の建物の中で人々が今も暮らし
  • 教会の鐘が、誰かの生活の音として響き
  • 路地を歩く猫も観光アトラクションではなく、ただの日常の風景

作られた観光地ではなく、ありのままの時間が流れる場所で過ごすことは、
旅というより、人生に深呼吸を与えるような体験になります。



理由③|「思い出す旅」ではなく、「あとから効いてくる旅」になる

マルタの旅では、何か劇的なことが起こるわけではありません。

でも、

  • 石畳を歩いた足の感触
  • 塩のにおいが混じる海風
  • 午後の光が差し込んだ教会の静けさ

そんな何気ない瞬間が、あとからふとよみがえり、
じわじわと効いてくる不思議な旅になります。

旅先の名前や観光名所ではなく、
「旅をした自分の感覚」ごと、記憶に残る
それがマルタで過ごす時間になります。

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ヨーロッパ旅行で穴場を選ぶ理由は、“何を見るか”ではなく、“どう過ごせるか”

マルタには、有名ブランドも、大都市のにぎわいも、ほとんどありません。
でも、だからこそ――

  • 落ち着きたいとき
  • 今の自分を整えたいとき
  • 誰かと“言葉がいらない時間”を過ごしたいとき

そんなタイミングで、そっと寄り添ってくれる場所として、マルタがあります。

王道じゃなくてもいい。
派手じゃなくてもいい。
にぎやかじゃなくてもいい。

「静かで、自分らしくいられる場所に旅したい」と思ったとき。
マルタは、まっすぐに応えてくれる国になるはずです。



さらにくわしく知りたい方は、マルタ観光局のホームページ
→ Visit Malta へ