「日本でeSIMをオンにしてしまった!」と気づいて、ドキッとしたかもしれません。
でも大丈夫。
ほとんどの場合、この時点でプランのデータ通信や日数のカウントは始まりません。
落ち着いて対処すれば、まったく問題ありません。
あわてなくても大丈夫!eSIMをオフにすればほぼ問題なし!
ひとつ気をつけてほしいことは、「間違えてeSIMを削除しないこと」です。
削除してしまうと、使えなくなるだけではなく、復元させることも、払い戻しもむずかしくなってしまう可能性があります。
この記事では、
今すぐやるべき正しい3つのステップを、どこよりもわかりやすく説明します。
今すぐやるべき3つのステップ
- eSIMをオフにする
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「モバイル通信」をタップします。
- 該当するeSIMを選んで、「モバイルデータ通信」をオフに切り替えます。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」を選びます。
- 該当するeSIMを選んで、オフに切り替えます。
- iPhoneの場合:
- データ通信量や開始状況を確認する
- スマホの「設定」→「モバイル通信」または「ネットワークとインターネット」で、データがどれくらい使われたか確認します。
- プランが始まっているかどうかは、eSIMのアプリや自分のアカウントで確認できます。
- スマホの「設定」→「モバイル通信」または「ネットワークとインターネット」で、データがどれくらい使われたか確認します。
- それでも不安ならプロバイダに問い合わせる
- プランがどうなっているのか不安な場合は、eSIMを提供している会社に連絡します。
- Glocal eSIMやVOYAGEESIMなど、日本企業のeSIMサービスなら日本語で相談できます。
※ 他の会社も、日本語に対応できる担当者いる場合に限り、多少時間がかかることはありますが、日本語で対応してくれるプロバイダは多いです。
- プランがどうなっているのか不安な場合は、eSIMを提供している会社に連絡します。
eSIMを日本でオンにしてしまったときの対処法|重要な3つのポイント
- まず、eSIMをオフにすることが最優先です。
- 間違えて削除しないこと。削除してしまうと、もう一度使うのが難しくなる場合があります。
- 日本でeSIMをオンにしても、通常はデータ通信や日数のカウントは始まりません。
ただし、日本が対象国に含まれるプランでは、インストールした時点で通信やカウントが始まることがあるので、契約内容を確認しましょう。
まず確認!プランが始まる条件は?
次に、プランがどんな条件で始まるかを確認しましょう。
ここでは一部のプロバイダを例に見て行きます。
ほとんどの場合、プランの対象国に日本が入っているかどうか、が基準になっています。
- Glocal eSIM
- データ通信が始まる条件:
- 日本国内で使えるプランの場合:
インストールした日から日数のカウントが始まります。 - 日本国内で使えないプランの場合:
渡航先でアクティベート(設定を完了)した日から始まります。
- 日本国内で使えるプランの場合:
- データ通信が始まる条件:
- Airalo
- データ通信が始まる条件:
- 対応するネットワークに接続したとき、または日本が対象国に含まれるプランでは、インストールした時点で日数のカウントが始まることがあります。
確認はアプリの「My eSIM」でできます。
- 対応するネットワークに接続したとき、または日本が対象国に含まれるプランでは、インストールした時点で日数のカウントが始まることがあります。
- データ通信が始まる条件:
- VOYAGEESIM
- データ使用が始まる条件:
- 渡航先で最初にデータ通信をしたタイミングから始まります。
- データ使用が始まる条件:
- Holafly
- データ使用が始まる条件:
- データローミングをオンにしたタイミングで始まります。
ただし、インストールしただけでは始まりません。 - 補足情報: データローミングがオンにならない限り、日数のカウントは始まりません。
- データローミングをオンにしたタイミングで始まります。
- データ使用が始まる条件:
データローミング?アクティベート?今さらだけどそれって何?それでも大丈夫!|仕組みをわかりやすく解説
ここでは、「ヨーロッパ周遊3GB/10日間」というプランのeSIMを購入した場合を、例に説明します。
アクティベートってなに?
アクティベートとは、eSIMを使う準備をする作業です。
たとえば、「ヨーロッパ周遊3GB/10日間」のeSIMを日本でアクティベートすると、ヨーロッパに行ったときにそのeSIMが使える状態になります。
日本国内でアクティベートしただけでは、まだ通信は始まりません。
データローミングってなに?
データローミングとは、契約(購入)したeSIMを使える地域で、現地の通信会社の電波を借りてインターネットに接続するための機能です。
例の「ヨーロッパ周遊3GB/10日間」のeSIMの場合、日本でデータローミングをオンにしても、ヨーロッパ以外では通信ができない仕組みになっています。
データ残量、日数カウントは減らない!日本でデータローミングをオンにしたときに起こること
たとえば:
- 「ヨーロッパ周遊3GB/10日間」のeSIMを日本でアクティベートしました。
- 日本でデータローミングをオンにしてしまいました。
- しかし、このeSIMはヨーロッパでしか使えないため、日本国内では動きません。
- データ残量(3GB)も、日数(10日間)は減ることはありません。
すみやかにオフにして、渡航先到着後データローミングをオンにすれば全てOK!
購入したeSIMが、日本も対象国に入っている場合(アジア〇ヶ国周遊プランなど)以外は、そのeSIMで日本国内の通信サービスの電波をつかむことができないので、通信が開始することはありません。
つまり、日本国内でデータローミングをONにしても、データ残量も日数も減ることはありません。
今は、すみやかにOFFにして、渡航先到着と同時にデータローミングをオンにすることで、購入したeSIMが現地の通信サービスの電波をつかまえます。
そしてインターネットが使えるようになります。
データ通信が始まったかどうかを確認!
「日本でeSIMをオンにしてしまったけど、がもう始まっているのかな?」と不安な方もいるかもしれません。
でも、確認は簡単です。
スマホやプロバイダのアプリを使えば、すぐに状況がわかります。
1. スマホやアプリで確認する方法
- スマホのデータ使用量を確認する
- iPhoneの場合:
- 「設定」→「モバイル通信」を開く。
- 該当するeSIMを選び、データ使用量を確認します。
→ 使用量が「0」なら通信は始まっていません。
- 「設定」→「モバイル通信」を開く。
- Androidの場合:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」または「接続」を開く。
- 該当するeSIMのデータ使用量を確認します。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」または「接続」を開く。
- iPhoneの場合:
- プロバイダのアプリやアカウントで確認する
- Airalo
:
Airaloのアプリを開き、「My eSIM」でデータ残量や開始日を確認できます。開始していない場合、開始日は表示されません。 - Holafly:
eSIMの詳細画面を開くと、日数カウントが始まっているかがわかります。もし確認方法がわからなければ、LINEサポートで問い合わせてみてください。 - VOYAGEESIM:
データ残量の確認ができる商品とできない商品があります。また、確認できる商品でも確認方法に多少の違いがあります。
わからない場合は、サポートセンターは24時間チャットで対応してくれます。
日本時間:9時〜18時日本人による日本語対応○ - Glocal eSIM:
設定→モバイル通信→現在までの合計で確認することができます。
- Airalo
1. 渡航前に再確認!eSIM設定の最終チェック
渡航前に、もう一度スマホの設定を確認しておきましょう。
eSIMが正しく設定されているかを確認することで、現地でのトラブルを防げます。
- モバイルデータ通信をオフにする
- iPhoneの場合:
- 「設定」→「モバイル通信」を開き、該当するeSIMの「モバイルデータ通信」をオフにします。
- 「設定」→「モバイル通信」を開き、該当するeSIMの「モバイルデータ通信」をオフにします。
- Androidの場合:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」または「接続」を開き、該当するeSIMをオフにします。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」または「接続」を開き、該当するeSIMをオフにします。
- iPhoneの場合:
- データローミングを確認
- eSIMの「データローミング」がオフになっていることを確認してください。
- 渡航後、現地に到着してから「データローミング」をオンにすることで、スムーズに利用を開始できます。
渡航先でeSIMを120%活用!旅行をもっと楽しくするコツ
現地に到着したら、eSIMを使って旅行や出張をもっと便利に楽しみましょう。
以下のアプリやサービスが役立ちます。
- 地図アプリで迷わない旅を!
- Google MapsやApple Mapsを使って、行きたい場所を調べたり、道案内を受けたりできます。
旅行中の必須アイテムです。
- Google MapsやApple Mapsを使って、行きたい場所を調べたり、道案内を受けたりできます。
- 翻訳アプリで現地の人と簡単コミュニケーション
- Google翻訳を活用すれば、簡単に現地の言葉を理解できます。
カメラ機能を使えば、看板やメニューも即座に翻訳可能です。
- Google翻訳を活用すれば、簡単に現地の言葉を理解できます。
- データ使用量を節約するコツ
- 動画を観るときは画質を下げる。
- データ通信の使用状況を定期的に確認することで、無駄を防げます。
- 動画を観るときは画質を下げる。
- 困ったときの再確認ポイント
- eSIMが接続できない場合は、再起動やデータローミングの設定を再確認。
- 解決しない場合は、プロバイダのサポートを活用してください。
各プロバイダは24時間体制で対応してくれる場合が多いです。
- eSIMが接続できない場合は、再起動やデータローミングの設定を再確認。
まとめ|間違ってeSIMを日本でオンにしてしまったら?
まずはこの3つ
- 日本でオンにしてしまってもあわてない!
- 絶対にeSIMを削除しない!
- お落ち着いてeSIMをオフにする!
正しい設定と確認を行えば、現地でも安心してインターネットを利用できます。
購入したeSIMは、正しく使えばもっと便利に、もっとスムーズに役立つはずです。
自信を持って次の旅にそなえてくださいね!
渡航先 | プロバイダ | プラン名 | 特徴 | 参考URL |
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アメリカ・カナダ | VOYAGEESIM | アメリカ・カナダ1GB/daily:7日間 | 1日1GB/7日間:2,700円 アメリカ向けのeSIMでとくに人気 |
VOYAGEESIM公式サイト
|
ヨーロッパ | JAPAN&GLOBAL eSIM | ヨーロッパ40地域周遊 | 1日/1GB:690円〜 ヨーロッパ周遊だけでプランは40以上! 旅程に合わせたプランが必ず見つかる |
JAPAN&GLOBAL eSIM公式サイト
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韓国 | トリファ(trifa) | 韓国データ無制限/3日間 | 無制限/3日間:2,970円 データ量気にせず短期間 SNS集中投稿 |
トリファ(trifa)アプリを取得 |
東南アジア | Glocal eSIM | アジア周遊デイパスプラン | 1日1GB/8日間:3,780円〜アジア向けプランがとにかく豊富 | Glocal eSIM公式サイト
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JAPAN & GLOBAL eSIMって?リアルな口コミと旅行中の感想
失敗例 | 回避策 |
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渡航先でデータローミングをオンにし忘れた | 渡航先に到着後すぐに機内モードをオフにして「モバイルデータ通信」と「データローミング」の設定を確認する。 |
プランの有効期限切れ | プラン開始日を確認し、旅行日程に合うものを選ぶ。 |
1GBのデータを数日で使い切り、追加購入する羽目に。 | 基本的なデータ消費量を把握して、余裕をもってプランを選ぶ。 |
渡航前に接続確認をしたら、データ利用がスタート。 | 渡航前にアクティベートまで済ませ、データローミングがオフになっていることを確認 |