Audibleの音声 1台で文字起こし テキスト化する2つの方法

Audible
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オーディオブックをさらに面白くするちょっとしたコツについて紹介します。

オーディオブックを聴いていると、ときどき「ここ、文字で読みたい!」って思うことありませんか。

そういうところって、だいたい「なんか気になる」「おぼえたい」「ちゃんと理解したい」って感じる部分ですよね。


そんなとき、どうするかなんですよね。

この記事で紹介する方法を使えば

聴くだけじゃなく、視覚的な情報も取り入れることができて、より深く理解することができます。


そして、毎日のいそがしい中でも、オーディオブックから最大限の価値を引き出せるはずです。



でも、音声の文字起こしには、いくつかの欠点もあります。


まずは、これだけは知っておく必要があるかもしれません。


オーディオブック 音声入力による文字起こしのデメリット



・たまに聞きまちがえる

音声認識はまだ完璧じゃないので、アクセント、話し方の速さ、まわりの騒音などによって、うまく文字に変換できないことがあります。

対処法

・できるだけ静かな場所を選ぶ。
・再生速度を1倍速にする。
・はっきりと認識されている、とわかる音量に合わせる。



・読点や改行がない

自動で句読点を入れたり、特別な書き方をしたりするのが苦手。

対処法

・改行、句読点を手動で入れる。
・「自分が読めればそれでいい」と割り切る。


・難しい言葉は苦手

専門用語や新しい言葉、略語などは、なじみにくいので、正しく認識されないことがある。

対処法

・調べて手入力する。
・キーボードで打ち込んでから、その言葉を音声入力で使うと、認識されやすくなる。



オーディオブックを文字起こし テキスト化するメリット


文字起こしで深く理解できる

私は、オーディオブックを聴いていると、「そこ、読みたい!」って思うことがよくあります。

オーディオブックをテキスト化すると、聴きながら文字も追えるから


・「ここ、おぼえたい!」

・「深く理解したい!」

・「聴くだけじゃ物足りない!」


っていうときに役に立ちます。



似た音の違いもバッチリ!テキスト化の力

音声だけでは、言葉のちがいや意味を理解するのが、むずかしいことがあります。


とくに、


・同音異義語
(発音が同じで意味や文字が異なる語)

・むずかしい専門用語


聴いていて「なんか気になる」って、こういうところじゃないですか。


これらは、テキスト化すると違いがハッキリします。


これで、”聴いた”言葉のイメージもしやすくなります。



Audibleの音声を文字起こしする方法


わたしも実際に使っている、Audible(オーディブル)の音声を、1台の端末で文字起こし・テキスト化する2つ方法を紹介します。



これを見れば、誰でも簡単にできます!

必要なツールって何?



ツールを2つピックアップしました。

1.「Googleドキュメント」の音声入力機能
(パソコン1台でできる)


2.「UDトーク」テキスト入力支援アプリ
(スマホ1台でできる)

「Googleドキュメント」音声入力機能で文字起こしする方法(パソコン)


1. Googleドライブを開く。


2. Googleアプリをクリックして、ドキュメントをクリック。


3. 空白のドキュメントをクリック。


4. ツールをクリックして、音声入力をクリック。


5. マイクのアイコンが表示されます。
※ここでは、まだクリックしません。


6. Audibleを開いて、目次やブックマークから文字起こしする章や見出しを選択して、再生する。


7. ここで、ドキュメントのマイクアイコンをクリック。


8. 文字起こしがスタートします。


9. 文字起こしする部分の再生が終わったら、Audibleを停止する。


ドキュメントのマイクアイコンをクリックし、音声入力を停止する。


10. これで、Audibleの音声文字起こしは完了です。



【注意】この方法は、スマホのGoogleドキュメントではできません。

スマホ1台で、

・Googleドキュメント音声入力マイクON

・Audible再生(と同時に)
    ↓
・音声入力マイク(自動で)OFF


逆の手順でも同じです。


・Audibleを再生
   ↓
・Googleドキュメント音声入力マイクON(と同時に)
   ↓
・Audible再生(自動で)停止


スマホでは、この2つを同時に機能させることができません。


スマホアプリ「UDトーク」で文字起こしする方法(iOS)


なぜ「UDトーク」か、というと


ほかに、2つ(Audibleと文字起こしアプリ音声入力)が同時に機能するアプリが見つからなかったからです。


この「UDトーク」は、1台のスマホでAudibleを再生しながら同時に文字起こしすることができます。

1. App StoreよりUDトークをインストールし、アプリを開く。


2. マイクへのアクセスを求められるので「許可」をタップ。


3. 利用規約をよんで「タップして利用規約に同意する」をタップ。


4. 名前を入力して「タップしてUDトークを始める」をタップ。


5. 「トークを始める」をタップ。


6. 「タップして話す」をタップ。音声入力が開始されます。


7. Audibleを開く。


8. 目次やクリップから文字起こしする章や見出しを選択して、再生をタップ。


9. UDトークに戻る。


10. 音声がリアルタイムで次々と文字起こしされていきます。


11. 文字起こしする部分の再生が終わったら、「タップして終了」をタップ。


文字起こしは赤枠で囲んだ部分に表示されます。



これで文字起こしは完了です。

あとは、

1. 画面右上のメニューをタップ

2. 「会話ログを共有する」をタップ

3. 「text」をタップ


この手順を進むことで




メモに追加したり、ファイルに保存したり、Keepに保存することもできます。

自分にとって、使いやすいテキストの出来上がりです。


字幕(テキスト)を見ながらAudibleを聴く

※著作権の問題により文面は公開できません。



テキストを読むことで目からの情報を得ながら、同時に音声で耳からも情報をうけ取れる。

読みながら聴くことで、理解も深まり、記憶にも残りやすくなります。



2つの端末でAudibleの音声を文字起こし

2つ以上の端末がある場合、その2つを並べて再生、文字起こしを同時にすることができます。

たとえば、

タブレットとスマホを持っている場合

【タブレット】Audible再生
  ↓
【スマホ】音声入力、文字起こし


ほかにも、


パソコンとスマホを持っている場合

【パソコン】Audible再生
       ↓
【スマホ】音声入力、文字起こし


これなら、パソコンでほかの作業をしながでも文字起こしすることができます。


ここで紹介した方法を使うことで、Audibleの活用の幅はグッと広がります。

とくに学習を目的とした場合、さらに高い効果を得られるはずです。