最近、読んだ本のタイトル、覚えていますか。
ちなみに読んだのって、いつ頃ですか。
40代に入ったあたりから『本を読んでみようかな…
勉強したいな…』と考えること増えていませんか。
でも苦手意識があると本を読むのって、なかなか
むずかしいですよね。
『 自分も本を読みたいし、読んだ方がいいことも
当然分かっている。
成功している人たちには読書家も多く、そんな
人たちが読書をすすめているのも事実。
でも、活字がちょっと・・・ 』
とか、
『購入した本を読み終えたためしがない』
なんてことはないですか。
きっとそれは、読書に対する勘違いが原因かも
しれません。
この記事では
苦手になった原因とも言える、読書に対しての勘違いをなくして、さらに苦手を克服する3つの方法を紹介します。
読書が苦手な理由
- 活字がムリ
- 記憶に残らない
- 集中力が続かない
- 本=むずかしい
私も読書ができるようになるまでは、
上記のようなことが理由でした。
活字がムリ
漫画なら大丈夫だけど、文字だけがビッシリ
ならんでいると『学問』的なイメージが強くて、
それだけでむずかしく感じてしまいますよね。
記憶に残らない
その気になって1冊読み通してはみたけど、
内容をあまり覚えていない。
ましてや最初の方なんて何が書いてあったか
全然思い出せない。といった経験がある。
そして、この経験だけがなぜか記憶にしっかり
定着していますよね。
集中力が続かない
読み始めたはいいけど、SNSの通知に気を
とられてしまって、そのままそっちに
没頭してしまう。
また別の日にその本を手にしたけど、
同じように途中でSNSの通知に呼ばれる
ようにして没頭してしまう。
そのまま、その本を手にすることがなくなった。
あの本、どこいっちゃったんでしょうね。
本=むずかしい
〇〇を学びたいと思って本を手にしたけど、
専門家が時間をかけ苦労して書いた本を選んだ。
開いてはみたものの最初から専門用語が
並んでいて全く内容が入ってこない。
結果、“はじめに”すら読みきれず気持ちが折れた。
それ以降『本はむずかしいもの』と思うように
なった。
苦手の原因は、自分の経験が生んだ勘違いのせい
かもしれませんよ。
読書が苦手な人が持っている 読書に対する勘違い
- 最初の(はじめに)から順番に読む
- はやく読む
- それなりの専門書から読む
- 色々な本をたくさん読む
私もずっとこんな勘違いをしていました。
最初の(はじめに)から順番に読む
本は、最初の「はじめに」を読んで目次をみて、
そして第1章から順番に読んでいくもの、と
思っていませんか。
ビジネス書や自己啓発とか、ストーリー性の
ない内容であれば順を追って読む必要は
全くありません。
目次をみて、自分が知りたい内容かもしれないと
思う見出しがあったら、そこから
読んでいけばいいんです。
はやく読む
私は、速読多読をオススメしません。
精神科医 樺沢紫苑 著 学び効率が最大化するインプット大全より引用
内容の理解がうすく、感想も言えない、
アウトプットできないザル読みで100冊
読んだところで、ほとんど自己成長しないからです。
『読むスピードが上がるほど、実は理解できていない』
という研究論文が、2016年にカリフォルニア大学の
研究チームによって公開されています。
訓練すれば、スピードは上がるかもしれません。でも、
内容を理解するには語彙力などの言語能力も必要です。
だから読書スピードと理解力を同時に向上させるのは
むずかしい、とも言われています。
早く読むことは、読書にとって大事な
ことではありません。
それなりの専門書から読む
いくら読んでも、全く知識がないものを理解する
ことはできません。
なぜなら、理解とは自分が持っているこれまでの
知識と新しい知識のむすびつきで起こる
ものだからです。
つまり、自分のレベルに合う本を自分の
これまでの経験や知識と照らし合わせながら
じっくりと読んでいくことの方が大事なんです。
色々な本をたくさん読む
本の読み方を熟知しているなら話は別ですが、
そうでない人がこれをやろうとすると、目的が
“ 数をこなす ” になってしまいがちです。
時間を費やしていくら多くの本を読んだとしても
内容を理解していなければ意味がないですよね。
自分が興味がある本、好きな本1冊を内容を理解
しながらじっくり読んだ方がよっぽど効率的です。
『読書が苦手』を克服する3つの方法
1:本で本の読み方を学ぶ
2:オーディオブックを活用する
3:読書家がオススメしている本を読む
私は、この方法で苦手を手っ取り早く
克服できました。
本で本の読み方を学ぶ
読書の苦手を克服する方法は、まず本の読み方を
学ぶことです。
本の読み方について書かれた本は
たくさんあります。
私が選んだのは、
樺沢紫苑 著
【学び効率が最大化するインプット大全】
メンタリストDaiGo 著
【知識を操る超読書術】
の2冊でした。
『苦手を克服するにはまず読み方を学ぶ、
そのために結局 “ 読む ”の・・・!??』と、
思いますよね。
たぶん続きません。
そこで私がオススメする方法は、まずこの本を
音声で “ 聴く ” です。
オーディオブックを活用する
とにかく、読み方を手っ取り早く
知っちゃいましょう。
まず、それらの本を音声で聴いて内容を知る
ことからはじめましょう。
読書が苦手という人は、本を読む機会がないので、
著者がどんなことを書いているのか、どんなことを
教えてくれるのか、どんなふうに学べばいいのか、
まったく知らないですよね。
だから、まずオーディオブックを活用して
音楽を聴くように「読み方を教えてくれる本の内容」と
「自分のこれまでの読み方」を照らし合わせながら
聴いてみてください。
「はっ!!」とするような “ 気づき ” を
得られますよ。
私は、この気づきを得られたことが楽しくて
「もう1回、もう1回・・・」と同じ章を何度も
繰り返し聴くほどになっていました。
繰り返し聴くことで“気づき”も増えていきます。
読書家がオススメしている本を読む
ここは素直にベテラン(読書家)さんたちの助言を
受け入れましょう。
はじめから自分の考えで選ぼうとすると、
むずかしい本や専門的な本に目が向いてしまいます。
もちろん理解できるはずもないし、おもしろ味を
味わうにはほど遠いです。
私の経験ですが、どうしてもそこには「こんな本、
読めたらカッコいいだろうな」などという雑念が
大いに混ざっていたりもします。
それに比べて読書家さんがススメる本は、中には
専門的な本ももちろんありますが、読みやすくて、
わかりやすい本の方が多いです。
その方が、読書の苦手を克服するには
最も近道かもしれません。