たとえば、
『仕事のときに、ノートにメモを取ることを
心がけていつもメモ書きはしている。
だけど、その書いたメモが記録以上のことに
役に立っていない。
ある一部の人をみていると、ことあるごとに
ノートを開いて何かを確認し、さらにその都度、
何かを書き加えている。
自分とその人とは、明らかにメモの役割が
違っている気がする。
いったい、その人たちはノートに何をメモ
しているのだろう、そしてそれに対して、
自分は何をメモしているのだろう。』
と考えたことはありませんか。
メモが役に立たっていない理由
![](https://mys-investment.ink/blog/wp-content/uploads/2023/07/This-habit-will-become-a-treasure-16-1024x576.png)
まず、メモが役に立っていないと感じる場合、
人の言葉で書かれたことや人が発した言葉、
そのままを書き写して終わっていませんか。
書いた内容が「情報のコピー」で終わっている、
これでは「ただの作業」です。
メモに何を書いていいのか、どう書いて
いいのか分からないといった場合、メモを
取ることが目的になってしまい、得た情報を
そのまま書いてしまいがちです。
そして、役に立っていないと感じる
もうひとつの原因は、メモを取るという
行動に明確な目的をもっていないからです。
『記憶に残すため』
『仕事を効率よくこなすため』
『アイデアをうむため』
『問題を解決するため』
『他の人とのコミュニケーションをはかるため』
など、目的が “ ある ” と “ ない ” ではメモに書く
内容に明らかな違いが出てきます。
メモをパートナーに変えるための方法
![](https://mys-investment.ink/blog/wp-content/uploads/2023/07/This-habit-will-become-a-treasure-17-1024x576.png)
“ メモ ”というのは、目の前で起きた、耳で聞いた
「事実」に対して、頭の中で解釈して生まれた
イメージを、さらに文書化すること。
まず、日常の中で目の前で起きた、耳で
聞いたことに対して頭に浮かんだこと、
ありのまま(自分の中から生まれた言葉)を
メモに書き出してみる。
ここでは、“どう思うか” を深く考えるよりも
とにかく “ 自分の言葉をメモに書き出す ” を
癖づけることに重点を置きます。
だから、カッコいい言葉をわざわざ選んで書く
必要もない、メモに書く言葉は自由です。
そして、書くことを繰り返していくと自分が
思ったことに対して、疑問がわいたりします。
これももちろん書き留めて、深掘りし、また
そこで思ったことをそのままメモに残します。
こうすることで、メモに残したことが記憶にも
残るようになります。
たとえば、テレビや動画を見たあと「すごい」
「面白い」などの、あの『ふわっ』っとした
感情も、そのままにしないで「どうしてそう
感じたのか」を深掘りし、言葉にしてメモに
書き出すことでアイデアが生まれるきっかけにも
なるかもしれません。
価値を生み出す自分だけのメモ
![](https://mys-investment.ink/blog/wp-content/uploads/2023/07/This-habit-will-become-a-treasure-18-1024x576.png)
メモの中で思考や発想を発展させて、アイデアが
生まれるメモをつくることもできます。
見聞きした内容を、そのまま書き写すのではなく、
自分の中で解釈して自分の言葉で書くことでこそ
メモの価値は高まります。
そして、自分だけの自分にあった、メモの中で
対話をしながら発展していく、価値のあるメモが
出来上がっていくのです。